ヘナ(henna)とは・・・和名を「指甲花」と呼ばれるミソハギ科の植物です。インドやエジプトで古くから染毛として、また、毛髪の強化(ヘアートリートメント)・身体全体の皮膚に塗布(エステティック)化粧・爪の補強(マニキュア)等に使用されてきました。
現在日本でも、オレンジブラウン色に染まりながら毛髪を補強する植物、弱酸性の最高のトリートメントとして、自然志向の人々の間で広まりつつあります。 |
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ヘナはハーブの一種類です。ヘナの葉にはローソニアという染料が含まれています。
ローソニアは水に触れるとオレンジ色に発色します。髪の皮質の部分にからみつくようにくっつきます。そのため、純粋なヘナはオレンジ色にしか発色しないと言われています。
クリアヘナについては、葉先のほとんど発色しない部分を使っています。
現在、日本国内にあるヘナのブラウン、ブラックまた他の色については、すべてケミカル類を使用していると言われています。
ですから「ヘナはかぶれない」と言われているのは間違いです。 |
ヘナは自然の草木の葉ですので、そのままでは染まりません。
水と出逢ったときに発色が始まり、水の力によって開かれたキューティクルのすきまから、髪の内部に浸透し、毛髪皮質にからみつくように染着します。
オレンジ以外の色はケミカルを使用しています。
ヘナがもともと持っている染料「ローソニア」に、他の色をバイオ(科学)の力で付けています。 |